Food Safety Modernization Act(FSMA:食品安全近代化法)について。
食品安全近代化法は、FDAに科学にもとづく追跡システムを義務付ける権限を与え、食品由来疾患の予防により重点をおいて農場から食卓までの間に発生するハザードに取り組む法律である。理由は簡単であり、食品の取り扱い、生産、加工、輸送及び調理のシステムが良くなれば、我々の食品供給もより安全になるからである。
同法の規定により、食品会社は文書による食品安全計画を作成し、かつ実施することが求められる。またFDAは、食品安全上の問題が発生した時に必要とされるリコールにより良く対応するための権限を与えられる。さらに、FDAは輸入食品が国内で生産される食品と同等に安全であることをより良く保証できるようになる。同法は、大統領が署名すれば法律として成立する見込みである。
食品安全近代化法は、次のような項目を含む。
食品施設は食品安全計画を文書として持っていなければならない。
FDAは果実及び野菜の安全な生産及び収穫のために、科学的根拠にもとづいた基準を設定しなければならない。この基準

 は、栽培地域の土壌、動物及び水などの天然由来のハザードについても検討する必要がある。
FDAは検査頻度の増加を指示された。ハイリスク国内施設については翌5年以内に初回検査を実施し、その後は少なくとも

 3年に1回は検査する。翌年は、FDAは少なくとも600の海外食品施設を検査し、その後5年間はその2倍量の検査を実施し

 なければならない。
FDAは安全でない食品のリコールを強制する権限を与えられた(注:今までFDAに強制する権限はないので自主回収とし

 て扱われてきた)。

http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm237758.htm      国立医薬品食品衛生研究所より