2010.9.29 アイルランド食品安全局(FSAI:Food Safety Authority of Ireland)

アイルランド食品安全局(FSAI)が包装済みサンドイッチの微生物学的安全性を評価した調査結果を発表した。リステリア(Listeria monocytogenes)およびコアグラーゼ陽性ブドウ球菌汚染の検査で99%の包装済みサンドイッチが適合(satisfactory)であることが示された。しかし、検査したサンドイッチの29%が5°Cを超える温度で保管または陳列されていたことが明らかとなった。
調査では、「不適合(unsatisfactory)」または「許容できない(unacceptable)/危害の可能性がある(potentially hazardous)」に分類されたサンドイッチ5つのうち4つが8°C以上で保管されており、残りの1検体は冷蔵されずに17.9°Cで陳列されていた。これらのサンドイッチのうち3検体については消費期限までまだ1日以上残っており、細菌がさらに増殖する可能性があった。アイルランドではリステリア感染はまれにしか見られないものの、その死亡率は高く(最高40%)、わずかな菌数の摂取で重篤な感染を引き起こす。
調査は、全国の小売業者および食品提供業者から採集された包装済みサンドイッチ948検体についてアイルランド健康福祉局(HSE:Health Service Executive)が実施した。それによると、消費期限は法律に従いほぼすべて(99%)の包装済みサンドイッチに正確に記載されていた。しかしながら、食品安全上の問題として、ごく一部のサンドイッチ検体(1%)で消費期限が過ぎていたこと、および消費期限までの期間が長すぎると思われるサンドイッチが複数あったことが指摘された。

http://www.fsai.ie/29092010.html

                                           国立医薬品食品衛生研究所より