アメリカで、サルモネラ菌に汚染された可能性のある卵、3億8000万個が自主回収されました。
 

アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、今年5月からサルモネラ菌が原因の食中毒の報告件数が例年の4倍以上に増え、これまでに数百人が体調を崩しました。CDCが調査したところ、食中毒にあった人の多くがアイオワ州の生産会社から出荷された卵を食べていたということです。このため生産会社は今月13日、卵を自主的に回収することを決めましたが、その後の調査で汚染の疑いがある卵は3億8000万個に増え、少なくとも17の州に出荷されていることがわかりました。アメリカでサルモネラ菌が混入した卵に遭遇する確率は84年に1度で、極めて低いとCDCは指摘していますが、サルモネラ菌が体内に入ると高熱や下痢の症状が1週間ほど続き、高齢者や幼児は治療しないと死亡するおそれもあるということです。このためCDCなどが問題の卵を分析して汚染源の特定を急ぐとともに注意を呼びかけており、アメリカのメディアも「過去最大規模の回収だ」として高い関心を持って取り上げています。

                                                                          8月20日現在