ビスフェノールの含有調査

2009年4月にオタワで販売されたソフトドリンク及びビール製品の計38検体について、ビスフェノールA(BPA)の含有量を調査した。ソフトドリンクは主に缶入りとペットボトル入りを、ビールは缶入りとガラス瓶入りの製品を対象にした。
38検体中20検体でBPAが検出された(検出限界:0.0045μg/L)。ガラス瓶入りのソフトドリンクからはBPAは検出されず、ペットボトル入りは1本のみ0.018μg/Lが検出された。全ての缶入りソフトドリンで検出されたBPAは濃度が低く、0.019~0.21μg/Lであった。一方、全ての缶入りビールにおいて、0.081~0.54μg/Lという低濃度のBPAが検出され、瓶入りビールは1検体のみ0.054μg/LのBPAが検出された。
今回の調査結果(注:結果は商品名を明記して公表されている)より、缶入り飲料からのBPA暴露量は低く、一般の人々の健康上の懸念とはならないことを確認した。

http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/securit/packag-emball/bpa/index-eng.php

                         (2010.9.8国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部)カナダ保健省