食品媒介疾患のアウトブレイク 

調査と対策のためのガイドライン

本書の指針は、公衆衛生医、食品・健康検査員、地方および国内の保健所員、検査技師および食品媒介疾患のアウトブレイクの調査と抑制に従事したり、そのような業務に参加する可能性のあるその他の者のために書かれたものである。

本書はアウトブレイクの調査と抑制の実践的な側面に焦点を当てているが、同時に個別の国々および地域の要求に適合できるような一般的な指針も紹介している。現場レベルで本書は、適切な対応策の実施とより複雑な状況に関して支援を求める必要があることを研究者らに警告する上で当初の疫学調査、環境調査および検査機関による調査において有効であると思われる。国および地域レベルでは、この指針は政策決定者による資源の特定および調整、そして食品媒介疾患のアウトブレイクの円滑な抑制のために適切な環境づくりにも役立つであろう。

本指針は6つの主要な節に分けられる。第1節は実践的指針であり、アウトブレイクの調査と抑制の各ステップを概説している。これらのステップおよび関連活動についてのより詳細な情報は後の節で紹介しており、それらの節では計画策定と準備、食品媒介疾患のアウトブレイクの発見、調査、抑制措置および食品媒介疾患の病原体の臨床特性について論じている。

  世界保健機関
  Translated by Infectious Disease Surveillance Center, National Institute of Infectious Diseases
   翻訳:国立感染症研究所感染症情報センター

http://www.nihs.go.jp/kanren/whoobiguideline-J.pdf