●8月25日

静岡市内の小学生の男女7人が7月下旬、食中毒とみられる症状を起こし、うち2人の便から「エルシニア細菌」の因子が検出されていたことが25日、分かった。静岡市保健所によると、7人のうち2人は一時重症となり、現在も入院中。厚生労働省によると、国内でエルシニア感染症の感染例は05年以降報告がないという。
 市保健所によると、エルシニア細菌は豚や牛などの家畜の体内にある菌で、感染すると激しい腹痛や嘔吐(おうと)、発熱などの症状を引き起こす。人から人への感染の可能性は低い。
 7人は7月21日に総合学習の授業で市内の飲食店で食事をし、24日ごろから、腹痛や高熱の症状を訴えた。飲食店への立ち入り検査では、エルシニア細菌は検出されず、感染経路などは判明していない

●8月25日

岐阜県は25日、同県恵那市大井町のホテル内の飲食店で食事をした富山県や岐阜県中津川市、土岐市の男女23人が腹痛や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴え、男女2人が入院したと発表した。入院患者は24日に退院、快方に向かっているという。
 発表によると、症状を訴えたのは44歳~84歳で、同ホテルに宿泊した3グループ計41人の一部。ホテル内の飲食店で23日夜、アユの洗いや、しめさば山かけなどのメニューを食べた後、症状が出た。
 県はホテル内の和食厨房を食品衛生法に基づき、25日から5日間、営業停止処分とし、原因の特定を進めている。

●8月27日

 伊丹健康福祉事務所は26日、伊丹市中央2の飲食店で食事をした24~25歳の男性5人に下痢や発熱など食中毒の症状が出たと発表した。いずれも快方に向かっているという。同事務所は26日から3日間の営業停止を命じた。
 同事務所によると、5人は12日、他1人を含む6人で同店を訪れ飲食した。便から食中毒菌のカンピロバクターが検出された。

●8月27日

弘前市内のスポーツクラブに所属する小学1~6年生9人が、カンピロバクター菌による食中毒を発症したと発表した。下痢や発熱などの症状が出ているが、全員が快方に向かっている。
 県によると、9人を含むクラブの児童29人は20日、スポーツ大会に参加するため、十和田市東三番町の旅館に宿泊。夕食でハンバーグやグラタンを食べた。カンピロバクター菌は鶏肉などに含まれており、夕食の材料が原因とみて調べている。児童が26日に医療機関を受診して発覚。県は27日から6日間の営業停止を命じた。

●8月31日

長野県東御市の飲食店で食事をした男女7人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴える集団食中毒が発生したと発表した。
 上田保健所は同店を同日から9月1日まで営業停止処分とした。
 県食品・生活衛生課などによると、患者は同店で25日にランチを食べた36人のうち20~70歳代の7人で、男女2人が入院した。いずれも快方に向かっている。
 同保健所などが患者6人と調理従事者4人の便などを調べたところ、患者6人、調理従事者2人から黄色ブドウ球菌が検出された。同店は29日から9月2日まで自主休業しているという。

●8月31日

宮城県は31日、大手外食チェーン(本社・東京都)が東北地方4県で運営する系列11店舗で食事した男女14人が、赤痢菌で食中毒を起こしたとして、食材を店舗に納入している同社仙台工場(宮城県大衡村)を31日から3日間の営業停止処分とした。
 これを受け同社は同日、東北6県などにある系列店計120店舗の営業自粛を発表した。
 同県によると、食中毒症状を訴えたのは、8月18~20日に青森、宮城、山形、福島4県の計11店舗で食事をした2~60歳の男女14人。内訳は青森2人、宮城2人、山形5人、福島5人。いずれも下痢や発熱を訴え、全員から赤痢菌を検出した。8人が入院したが、全員快方に向かっているという。 

                                        食品・環境安全ネット事務局