米国疾病予防管理センター(US CDC)は、カリフォルニア、ミシガン、ミネソタ、ウィスコ

ンシン各州の公衆衛生当局および米国食品医薬品局(US FDA)と協力し、複数の州で発生し

ている大腸菌O157:H7感染アウトブレイクを調査してきた。

その結果、患者の家庭から回収した殻付きヘーゼルナッツ由来の大腸菌O157:H7分離株と、

患者由来の大腸菌O157:H7分離株のDNA検査結果が一致した。

本アウトブレイクと殻付きヘーゼルナッツ(別名:ハシバミ)の喫食との関連が見られた。

当該製品の多くは食料品小売店のバルク容器から購入されていた。感染源の追跡調査から、

患者が喫食したヘーゼルナッツの共通販売業者としてDeFranco & Sons社(カリフォルニア

州ロサンゼルス)が特定された。同社は、バルク容器および小売用包装の殻付きヘーゼルナッ

ツ製品とヘーゼルナッツ入りのミックスナッツ製品を自主回収している

2011年4月1日時点で、大腸菌O157:H7アウトブレイク株に感染した患者が8人報告され、

州ごとの内訳は、ミシガン(1)、ミネソタ(3)、ウィスコンシン(4)となっている。報告

された発症日は、2010年12月20日~2011年2月16日である。患者の年齢範囲は15~78歳

で、年齢の中央値は63歳、75%が男性である。患者の50%が入院し、溶血性尿毒症症候群

(HUS: haemolytic uremic syndrome)患者および死亡者の報告はない。

http://www.cdc.gov/ecoli/2011/hazelnuts0157/index.html        国立医薬品食品衛生研究所より